【仕事】プレゼンやミーティングで批判されたときの対処方法
仕事のプレゼンや提案で意見を言われることは日常茶飯事です。
ちょっとしたアドバイスから真っ向否定のものまで様々。
そこまで言わなくてもと傷つくこともあったりイチャモンつけたいだけじゃないかとモヤモヤすることもあったり。
でも上手く対処すれば批判してきた人を味方につけることができるんです。
上手く対処するってどうやって?
それは頂いた意見を大なり小なり必ず自分の仕事に反映させることです。
私の体験談
以前、私の職場で年間試験計画をプレゼンする機会がありました。
この試験をやるのは無駄だ、こうした方がいいんじゃないかなど、様々な意見が出されました。
私の所属する部署はプロジェクトの中心的立場を務めることが多いため、裁量の少なくフラストレーションを抱えた人がただやりこめたいだけの意図を感じる場面もありました。
そこで同部署の非常に優秀な先輩は、頂いた意見を受け入れ、試験計画にほぼ全て反映させたのです。
ここで重要なことは、先輩はただ意見を闇雲に取り入れるのではなく、自分の試験計画の本筋は変えず、端々で指摘された点をエッセンスとして取り入れていました。
イメージとしては自分の料理(試験計画)にスパイス(意見)を効かせるといったところでしょうか。
無駄と指摘されたら試験計画の一部をカット、こういう視点を取り入れた方がいいと言われたら、新たな視点を加えて内容を一部変更といった流れで粛々と修正していきました。
フィードバックまで抜かりなく
最後に先輩は改めて試験計画の修正案を共有したりプレゼンしたりするときに、指摘された意見を取り入れたことをさらりと説明しました。
意見を出した人は、例えやっかみ半分だったしても、自分のことを尊重してもらえたようで嬉しくなりますよね。
どの人も最終的にはその先輩の案に賛同し、一目置くようになりました。その見事な手腕で業務もスムーズに進み出しました。
異なる意見や批判を受け入れるには
自分と違う意見や批判を浴びると、どうしても反発心や怒りの感情が生まれやすいです。
自分は正しいと徹底的に言い負かしたくなることもあるでしょう。
しかし一度限りの付き合いならまだしも、同じ社内の人間同士なら関係が悪くなることは避けたいものです。
業務を円滑に進めるメリットをとり、頂いた意見はいったん全て受け入れるようにしましょう。
異なる意見や批判を受け入れるには、人間として成熟していなければいけません。
日頃から人として器を広げられるよう、意識して生活を送りたいですね。